岡山大学俳句研究部より、今月の句が届きました!6月の句は・・・

「昼寝して聖人君子となりにけり」

俳句のぼり6月

作者コメント

『昼寝は、まどろみの中で、静かに眠るような印象がある。体感としては、一瞬であるが、その間だけは聖人君主であったかもしれない。目覚めるとまた普通の人に戻るのである。』作者の感性が生んだ1句。

解説

辞書によれば、聖人君子とは、「立派な人徳やすぐれた知識・教養を身につけた理想的な人物」とあります。

殿様気分で、誰に遠慮も要らず、ひとりの時間に浸る至高のひととき。誰にとっても昼寝は、たとえどんなに短い時間であっても、束の間の安らぎを得られるものです。その微睡の中で、聖人君子になった夢を見たというのだから、只事ではない!

作者にとって、その日、何か良いことがあったのだろうか、はたまた、素晴らしいことでも待っているのであろうか。否、それは違う!この作者が、常日頃から、聖人君子を目指し精進し続けているから・・

お知らせ

7月14日(日)夏のもも句会が開催されます。

10:30~後楽園入口集合
■午前:吟行(岡山後楽園)
■午後:句会(ピギー貸会議室 柳川交差点)
経験・未経験は問わないので、俳句に興味のある方はぜひご参加ください!
申し込み・お問い合わせは 岡山大学俳句研究部まで

【岡山大学俳句研究部 過去の作品】

俳句のぼり 5月
俳句のぼり 4月
俳句のぼり 3月
岡山大学俳句研究部 応援のきっかけ

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