太陽熱利用機器を導入して、太陽熱でお湯をつくるサービスのことです。
一般家庭で一番エネルギーを使う給湯器のガス代を減らし、お湯を太陽熱でつくります。
Q.おひさま熱サービスの機器を選ぶポイントは?
太陽熱利用機器には、貯湯タンク屋根置き型、貯湯タンク地上設置型があります。
貯湯タンク地上設置型にすると、見た目もスタイリッシュで軽量化されているので
屋根への負担も軽減できます。
温度設定もこれまでの給湯器で同様にできます。
Q.自然循環型、強制循環型の違いは?
<自然循環型>
集熱器の上部に貯湯槽が接続され、水栓より高い位置の屋根上に設置します。 貯湯槽に給水された水は下部の集熱器へ流れ込み、太陽熱で暖められ比重が軽くなり、貯湯槽へ戻りお湯が蓄えられます。
この循環を動力を使わないで行うため、自然循環型太陽熱温水器と呼ばれています。
<強制循環型>
屋根に取り付ける太陽熱集熱器と温水タンクが屋根上と地上に分かれているのが「強制循環式」です。タンク内にお湯を貯めるために、水を強制的にポンプによって循環させています。強制循環式はタンクが屋根の上に載らないため、見た目はパネル数の少ない太陽光発電のようです。それと、屋根への負担が少ないので、取付けに補強も必要ないので工事も楽です。
Q.どれくらいお得なの?
太陽熱利用機器を利用すれば、光熱費の約3割を節約できます。
お風呂いっぱい(約200L)のお湯を作るのに必要な燃料代は、ガスで沸かせば217円、灯油なら110円、深夜電力でも87円ほどかかります。でも、太陽熱温水器ならゼロ円です。
(出典)矢崎エナジーシステム株式会社
Q.どれくらいの温度まで温まりますか?
天候、設置条件、地域により異なりますが、冬季の晴天日で40~50度程度、夏季の場合60~70度程度の温度になります。
Q.メンテナンスは必要ですか?
通常のメンテナンスの必要はありませんが、定期的な点検をおすすめします。
Q.どんな屋根にも載せられますか?
原則的には、人が上に乗って歩ける程度の屋根勾配であれば設置工事が可能です。
ただし、東西向きの比較的勾配が急な屋根の場合、北向きの屋根の場合、または陸屋根の場合は、必要な熱量を確保するために架台を設置して南向きに集熱器を取り付ける必要があります。
多くの種類の屋根や材質に対応できますが、個々のご家庭により、乗せられる機器の重さや設置に費用が異なります。 また、築年数にもよりますが既築の住宅への設置も可能です。詳しくはお問い合わせください。
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