海洋プラスチック問題解決に向け、個人・自治体・NGO・企業・研究機関等の幅広い主体が、連携協働して取組を進めることを後押しする目的で立ち上げられました。
キャンペーンでは「プラスチック・スマート」の旗の下に幅広い主体の取組を募集・集約し、ポイ捨て撲滅を徹底した上で、不必要な使い捨てプラスチックの排出抑制や分別回収の徹底などの「プラスチックとの賢い付き合い方」を全国的に推進し、国内外に発信します。
持続可能な開発目標(SDGs)にも、「14 海の豊かさを守ろう」という目標が掲げられています。
プラスチックごみの現状
実はプラスチックごみの9割が、リサイクルされておらず、毎年800万トン以上のプラスチックがゴミとして海に流れ込んでいます。2050年には魚の量より多くなると予測されるほど大量のプラスチックごみが流れ込んでいるのです。
(出典:国際連合広報センター)
そして、一部は紫外線・海流・波で、マイクロプラスチック(大きさが5mm以下のプラスチック)と呼ばれる細かい破片となっています。
マイクロプラスチックとは?
マイクロプラスチックには大きく分けて2種類あります。
①洗顔料や歯磨き粉等のスクラブ剤に含まれ、もともとマイクロサイズで製造されたもの
(1次的マイクロプラスチック)
②大きなプラスチックが自然環境下で壊れ、細分化されてマイクロサイズとなったもの
(2次的マイクロプラスチック)
①のように私たちが普段気にせず使用しているものにも含まれているそうです。
大きなプラスチックごみは、大型の海洋生物が、マイクロプラスチックは小型の海洋生物が間違えて捕食してしまい、最終的にはその魚を私達人間が食べてしまうことになるのです。
(出典:国際連合広報センター)
私たちにできること
プラスチックによる海洋汚染が取り上げられ、大手企業では、プラスチックストローの廃止に加え、包装紙や箱、袋など全てのパッケージや製品をリサイクル可能な製品に切り替えるというところも出てきています。
日本は、1人あたりのプラスチック容器包装の廃棄量世界2位(約35,000g/年)です。廃棄量の多い私たちの暮らし方を変えることで、海洋汚染を減らすことは可能です。
私たちにできることは、たくさんあります!↓↓ できることから取り組んでみませんか?