現在の形態の宅配便のサービスが開始されて約40年が経過すると言われています。
近年のEC等の拡大により、2008年度は約32.1億個だった宅配便の取扱個数は、2017年度には約42.5億個と、ここ10年で3割以上増加しており、急速な伸びを示しています。

(出典:国土交通省HP

また、食料品や日用雑貨の購入に利用する例も増えており、特別な商品を買う場ではなく、日常の近所への買い物の一部を代替するまでに至っていると言える状況になっています。

宅配便の再配達は、全体の約2割。宅配便の再配達により消費されている労働力は、1.8億時間にもなるそうです。

(出典:国土交通省HP

再配達の理由は、「配達されることを知らなかった」という人が多数。それを回避するために、宅配業者も色々な対策をしています。

例えば、メールで荷物のお届け予定をお知らせ。受取りの日時や場所を指定できます。
最寄りのコンビニや、街のロッカーでも受取りができます!
私も、こちらを利用中。時間の変更ができて助かります。

また、LINEでも荷物が来る前に宅配をお知らせ。日時や受取場所の変更ができます。

私達が、このようなサービスを利用することで、再配達を減らすことができそうです!

また、環境面でも、重要な課題が。
再配達はトラックなど、自動車を使って行われる場合がほとんどです。
再配達のトラックから排出されるCO2の量は年間でおよそ42万トン(2015年度国交省調査)と推計されており、宅配便の再配達は地球環境に対しても負荷を与えています。

地球の限られた資源、地球環境を守るためにもひとりひとり出来る事をしていきましょう!

環境省では、「COOL CHOICEできるだけ1回で受け取りませんかキャンペーン~みんなで宅配便再配達防止に取り組むプロジェクト~」を立ち上げています。
国民の皆さんに分かりやすく伝え、実際の行動へつなげていく国民運動を展開しています。

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