2021年11月9日、COP26に合わせ温室効果ガスの排出削減目標など気候変動対策を評価した「気候変動パフォーマンス・インデックス(CCPI)2022」が発表されました。
気候変動パフォーマンス指数(CCPI)は、合計で地球上の90%以上のCO2を排出する世界61カ国を対象に、各国のCO2排出量や気候変動防止政策を評価・比較し、各国の気候保護の取り組みと進展を比較することを目的としています。
今年はベトナム、フィリピン、コロンビアが加調査対象に加わりました。
順位は対策が十分な国・地域はないとして、1~3位は今回も「該当なし」、最高位の4位はデンマーク(スコア76.92)、5位スウェーデン(同74.46)、6位ノルウェー(同73.62)と再生可能エネルギー比率の高さなどが評価された北欧諸国が上位に入りました。
日本は・・・・・・61カ国中45位という結果。5段階評価で下から2番目のグループ(34~49位)に。
(昨年の順位は45位/58カ国中)
2030年度までの削減目標の大幅引上げは評価された一方、実現具体策の欠如がマイナス要因となった模様でスコアは昨年と同スコアでした。
温室効果ガスの排出量が世界で最も多い中国は37位、2番目に多いアメリカは55位とのことです。
その他、「温室効果ガス排出量」「再生可能エネルギー」「エネルギー使用」「気候政策」の4カテゴリー14指標スコアに基づき、気候変動やエネルギー問題の専門家の協力を得て分析された結果が報告されています。
詳細な資料はこちらをご覧ください↓
https://ccpi.org/wp-content/uploads/CCPI-2022-Results_2021-11-10_A4.pdf