環境省は、食品ロス削減に向け、消費者庁、農林水産省、一般社団法人日本フランチャイズチェーン協会と連携して、小売店舗が消費者に対して、商品棚の手前にある商品を選ぶ「てまえどり」を呼びかける取組を開始しました。
消費者の日頃の買い物の中で、購入してすぐに食べる場合に、商品棚の手前にある商品等、販売期限の迫った商品を積極的に選ぶ「てまえどり」については、販売期限が過ぎて廃棄されることによる食品ロスを削減する効果が期待されます。
我が国の食品ロス量の推移は、以下のグラフのようになっています。本来食べられるにも関わらず廃棄されている「食品ロス」は約600万トンにのぼっています。
食品産業から発生する食品ロス削減のためには、食品事業者における食品ロス削減の取り組み、食品小売店舗等を利用する消費者には、食品ロス削減への理解や協力が必要になります。
ここ3年連続で減少傾向にありますが、引き続き今後の推移を見守る必要があります。
(出典:環境省HP)
環境省のサイトにも「食品ロスポータルサイト」が開設されています。ぜひ参考にしてみてください。