3月21日に本年最初の「もも句会」が開催されました。

岡山出身の俳人、岸本尚毅さんをお迎えし、地元高校生、大学生、一般参加者を得て句会を開催、沢山の秀句が生まれました。

句会に参加の面々。後列真ん中、黄色の服が岸本尚毅氏

1席に入ったのは
・ふらここの続きのやうに帰りけり(竹中 佑斗 )
でした。

既視感のない、しなやかな句で、冬から解放された子供たちが、髪をなびかせてブランコを漕ぐ躍動感が、帰路にそのまま続くという見立てで、読み手まで良い気持ちにさせてくれます。

作者の竹中 裕斗氏は、愛知県出身。名古屋高校時代に、俳句甲子園に出場し、好成績を収めた強者で、岡大俳句研究部のリーダー的存在でもあり、上記、もも句会を主催するなど幅広く活躍しています。

因みに、弊社顧問の古川の句は第2席。
・剪定の携帯ラジオよりバッハ(古川 緑波)
でした。

翌3月22日は、下津井港へ有志7名で吟行、短時間で10句を作るという苦行を何とか乗り越えて「むかし下津井廻船問屋」で岸本さんを囲みランチ。

その後、駆け足で一時間足らずの句会をこなし、下津井を立ち去る前に全員集合、全てを終え,清々しい表情でカメラに収まりました。

右から2人目が岸本尚毅さん。「むかし下津井廻船問屋」にて

おひさまエナジーステーションでは、3月から岡山大学俳句研究部を応援しています。毎月、俳句研究部の句を事務所前にのぼりにして飾っています!近くを通る際はご覧くださいね!新規メンバーも募集中ですよ!

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