経済産業省は、再生可能エネルギーの固定価格買取制度(FIT制度)における2019年度以降の買取価格・賦課金単価等を決定しました。

●2019年度以降の買取価格
調達価格等算定委員会の「平成31年度以降の調達価格等に関する意見」を尊重し、以下のとおり決定しました。

事業用太陽光発電は1キロワット時あたり14円となり、現在の18円から大幅に下がることになります。安い価格で発電する事業者から順番に買い入れる「入札制」の対象も出力500キロワット以上と従来の2千キロワット以上から広げられます。

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●2019年度の賦課金単価

買取価格を踏まえて算定した結果、2019年度の賦課金単価は、1kWh当たり2.95円と決定されました。

目安として1ヶ月の電力使用量が260kWhの需要家モデルの負担額を見ると年額9,204円、月額767円となります。(なお、2019年度の賦課金単価は、2019年5月検針分の電気料金から2020年4月検針分の電気料金まで適用されます。)

昨年度の賦課金は、1kWh当たり2.90円。1kWh当たり0.05円の負担増となります。賦課金も年々上昇していますので、単価をしっかりチェックしておきましょう。

再生可能エネルギー発電促進賦課金
再生可能エネルギーの固定価格買取制度では,月々の電気料金の一部として,買取りに要した費用を「再生可能エネルギー発電促進賦課金」とし,電気のご使用量に応じてすべてのお客さまにご負担いただきます。

(出典:中国電力HP
(出典:中国電力HP


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