現在、欧州各国や豪州で、児童・若者が政府や大人に気候変動対策を求める、大規模な学校ストライキが起きています。
数万人規模の児童が学校をストライキし、「自分たちの未来をないがしろにしないでほしい、気候変動の危機に大人が今すぐ行動を起こして!」と訴えています。
気候変動阻止に向けた活動と発言で世界的に大きな影響力を持つスウェーデンの16歳の少女、グレタ・トゥンベリさん。
スウェーデン総選挙直前の2018年8月に、気候変動阻止を訴えて登校拒否して国会議事堂前に座り込みを続け、総選挙後も金曜日に座り込みを続けたそうです。
(地球の危機を訴えるため金曜日に学校をストライキする「Fridays for Future」)
このようなストライキはメディアにも多く取り上げられ、2018年12月には270都市で2万人にも広がり、さらに広がり続けているそうです。また、その後大きな会議でスピーチを行い、気候変動対策を求めています。
ダボス会議でも、スピーチを行っています。(その様子はこちら↓)
グレタさんをはじめとする各国の代表は、Fridays for Futureの節目となるアクションとして、3月15日(金)に全世界での同時ストライキを計画中で、世界150以上の都市で学生デモが起きると予測されています。
1人の高校生が始めたこれまでにない行動が、どのような成果を生むのか。私たち大人もきちんと向き合っていかなければいけませんね。