昨日(2/7)、固定価格買取(FIT)制度に関する経産省の調達価格等算定委員会(第36回)が開催され、2018年度以降の調達価格等に関する審議が行われました。
これまでの議論をまとめた意見案が配布資料として公表されています。
http://www.meti.go.jp/committee/chotatsu_kakaku/036_haifu.html
残された論点として、運転開始期限を超過した場合の取り扱いが太陽光以外にも適用されることになっています(風力4年、中小水力7年など)。
また、小型風車の区分が来年度から廃止されるため、経過措置が設けられています(2018年3月末までに申請が必要)。
非住宅用太陽光は、2018年度は18円/kWh(税別)です。
陸上風力の2020年度は18円/kWh(税別)、洋上風力(着床式)については一部、入札制度に移行するため2020年度は未定。
地熱と中小水力については2020年度まで現状維持。
バイオマスは、一般木材等の10MW以上や液体燃料は入札制度となり、10MW未満の一般木材が2018年度に24円/kWhですが、それ以外は2020年度まで現状維持です。
これらの調達価格等は、今後、パブコメを経て正式に決定されることになります。