おひさまが賛助会員で加入しているJapan-CLT(日本気候リーダーズ・パートナーシップ)では企業活動の脱炭素化への挑戦も行っています。
(出典:Japan-CLT)
企業が炭素排出を減らし、気候変動の影響に対する強靭性を強めると同時に、企業利益を生み出していく国際キャンペーンであるRE100、EP100、EV100に関心のある日本企業の参加支援を目指しています。
RE100
事業運営を100%再生可能エネルギーで調達することを目標に掲げる企業が参加する国際ビジネスイニシアチブです。(「Renewable Energy 100%」つまり、再生可能エネルギー100%の略称)
Apple、ネスレ、ゴールド・マンサックス、イケアグループ(IKEA)、google、マイクロソフトなども加盟し、世界の多くの影響力のある企業が再生エネルギー100%を掲げています!
では、再生可能エネルギー100%を達成するにはどうすればいいのでしょう?
例えば・・
①発電事業者または仲介供給者から再生可能エネルギー電力を購入
②再生可能エネルギー電力を自ら発電する
などが挙げられます。
また、再生可能エネルギーの比率を高めることでCO2削減が可能で、さらに将来のエネルギーコスト高騰に対するリスク回避にもなります。
企業がエネルギーコスト管理のありかたを改善すると同時に、排出削減目標を達成する手助けをするという意味で、賢いビジネスの選択といえるのかもしれませんね。
EP100
事業のエネルギー効率を倍増させること(省エネ効率を50%改善等)を目標に掲げる企業が参加する国際ビジネスイニシアチブです。
消費エネルギー単位毎の経済生産性を2倍にすることで、企業はエネルギーコストの削減および競争力強化の恩恵を受けることができると同時に、排出削減、雇用創出、エネルギー安全保障の改善を実施することができます。
EV100
EV100とは、企業による電気自動車の使用や環境整備促進を目指す国際ビジネスイニシアチブです。
急速に成長する輸送部門は、気候変動の一因にもなっています。
企業が輸送手段の電化に取り組むことで、輸送による大気汚染や騒音公害を抑えることができます。さらに、電気自動車の急速な普及を促しています。
さまざまな取り組みによって、持続可能な脱炭素社会の実現を目指していきましょう!