この度、市民生活協同組合ならコープ様が創設された「再エネ協同基金」の設立、心からお喜び申し上げます。弊社も、コープエナジーならのメンバーとしてこれまでの知見や情報等をお伝えいたしました。持続可能な社会づくりと地域環境保全に寄与することを目的とした事業をすすめ、自立分散型エネルギー社会の実現を目指すために、この基金が設立されたことは大変画期的な展開です。
東日本大震災以降、原子力や化石燃料を活用し発電したエネルギーの代替エネルギーとして、再生可能エネルギーが脚光を浴び始めました。そして、2012年7月からFIT制度(固定価格買取制度)がスタートしました。その制度は、良かれ悪しかれ、生活者にとっては判断の分かれるところです。その理由の1つとして、我々の電気料金に「再エネ賦課金」が含まれていることが挙げられます。ならコープ様もそのグループ企業も含め、発電所の規模は約3メガ以上に達しています。ならコープ様は、今後この基金にその売電収入の一部を毎年拠出する予定のようです。
私の願いの1つとしては、この「一般財団法人 再エネ協同基金」に全国の生協や企業様、そして各家庭が参加して欲しいと考えます。この基金を通じて、「協同組合間協同」を実現して、全国的な基金となり、将来的には公益財団法人としてさらに発展していくことを期待します。もちろん、弊社も法人会員として賛同いたします。
この基金を記念して、以下の学習会が開催されます。みなさま、ぜひご参加くださいませ。
松本照生
【案内】10/29(土)再エネ協同基金創設記念学習会
ならコープがエネルギー政策に基づき、奈良県とその近隣において、再生可能エネルギーや省エネルギーを普及するために「再エネ協同基金」を創設し、基金を管理・運営することを目的とした「一般財団法人 再エネ協同基金」を2016年9月に設立しました。
持続可能な社会づくりと地域環境保全に寄与することを目的とした事業をすすめ、自立分散型エネルギー社会の実現を目指します。
今回、再エネ協同基金の創設にあたり、記念学習会を開催することになりました。 興味のある方は、ぜひご参加ください。
【日時】2016年10月29日(土) 10:00~12:00(開場9:30)
【場所】奈良県文化会館小ホール
【参加費】無料(定員200名 要申込)