薪ボイラー事業の紹介

10年前に備前グリーンエネルギーを一緒に創設したメンバーの井筒さんが村楽エナジーという会社を起業し、西粟倉村に移り住み、2月15日から薪ボイラー事業(熱供給事業)をスタートさせた。

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黄金泉(西粟倉村の日帰り入浴施設)で温泉の加温に使用しているエネルギーを灯油から薪(木質バイオマス)へのエネルギー転換(ヴェンデ)である。年間エネルギー使用料金は、灯油利用時で1200万円。薪にエネルギー転換すると700万円になるとのこと。施設にとっては年間500万円の経済効果があり、かつ、地域内での経済も循環するという訳である。

エネルギーヴェンデも100%できているのではなく、朝一番は灯油を使用し、もしもの時を想定して、灯油を使える燃料供給系統は確保されている。車でいえばハイブリッドと同じ考えですが、メインのエネルギー使用は薪です。そのエネルギー使用割合は、灯油:薪=2:8となっているようです。

温水タンクは10トンタンクを準備されている。

導入費用は1台(170kW)あたり1000万円で、今回は2台導入。総事業費は6000万円。全額補助金を活用した「公設民営」の施設である。

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薪の投入開始時刻は6時15分。始業時は、灯油も使用するが、薪ボイラーの運転が安定した段階で、灯油の使用はストップする。1日約1.2トンの薪を使用する。2時間半〜3時間で1回で投入した薪はなくなるため、1日6回、薪を投入する必要がある。

薪の含水率は30%以下の薪を使用する。

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現在は単純に薪の投入量(13,000円/トン)によって、施設への支払いを請求している。今後は「熱メーター」によって、エネルギー料金を算出していくことになるようである。

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灯油を販売していた会社にとっては、大きな売り上げ減につがると思いますが、その関係者も巻き込みながら事業を展開することによって新たなエネルギー転換の社会が生まれると思います。

エネルギー転換に必要な改革は、破壊と建設と維持と考えます。

井筒さん、エネルギーヴェンデに共にチャレンジして行きましょう。

 

 

 

投稿日時:2015年3月30日
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