エシカルって聞いたことありますか?

昨年から、ならコープさんの電力事業をお手伝いさせてもらっています。
ならコープさんの中でも「エシカル」という言葉ががよく使われるようになってきました。
ご存知ですか?

「あ~、あのアライグマの…」ラスカルではありません。
「ベルばらのことなら任せといてよ!」オスカルでもありません。
「あなたもグー、わたしもグー…」懐かしいですがエド・はるみは外れすぎです。

このままページ数を稼ぐとお叱りを受けそうなので、本題へ。

いい買い物って?

うちの妻はよく「いい買い物したわ~」などと言って僕にはまったくそうは思えない買い物をしてきますが、みなさんは買い物をするときに何を考えるでしょう?

① 使ったり食べたりしたときの便利さ・おいしさ・心地よさ(五感で感じられる)
② 価格(単純に頭で理解できる)
③ 使ったり食べた後の身体への影響(調べて理屈を理解する) でしょうか?
昔は①と②を勘案して『いいもの』を決めていましたが、添加物などの問題が出てきて、情報を入手することもできるようになって、③が基準に加わってきました。

これには生協運動がひと役を買ったと思いますね。

では、エシカルの意味とは?

③の影響範囲を、生産者などの他者や社会、次の世代などに拡げた考え方が『エシカル』(な買い物の判断)ということ。


『エシカル』は英語のethical で日本語では「倫理的な」という意味。日本語でいうと少しイメージが合わないので、そのまま『エシカル』で使うそうです。
③と同じく五感で感じにくいので、さらに情報を入手して理解するということが必要になります。

消費者に情報を正しく伝え、理解していただくのが生協職員のお仕事ですね。

電気もエシカルに


「電気」も『エシカル』に考えることができる商品です。

電力会社を切り替えても、送配電などは関西電力などの電力会社さんが行いますから、使い心地はどこも同じです。となれば価格だけだよね、となりがちです。

しかし、この電気はどうやって作られたのか?を考えてみましょう。石炭火力なのか、原子力発電なのか、太陽光や水力なのか、水力は自然破壊の影響が大きいものではないか…。

キリがないので一定のところで判断するしかありませんが、自分が「電気」を選ぶときに「エシカル」に考えることで他者や社会、次の世代に影響があるんだ、ということを考えてみませんか?

おひさまでは、引き続き小売電気事業の立ち上げにも取り組んでいきます。
関西エリアで立ち上げた「ならコープでんき」は、地域の再生可能エネルギー(太陽光・小水力)を取り込んだ安心な電気を提供しています。
この機会に、何で作られた電気か・・ちょっと考えてみるのもいいかもしれませんね。

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